FAQ・その他情報
2015.6.1
構内PHS安否確認通報装置は緊急地震速報に対応できますか?(展示会Q)
展示会Q: 構内PHS安否確認通報装置は緊急地震速報に対応できますか?
(避難指示の目的で)
展示会A: 残念ながら、緊急地震速報と同じ早さでの一斉同報は無理です。
構内PHSは、電話ですので通報までに最短でも5秒以上はかかってしまいます。
また、規格化されている自営標準交換機では一斉同報はできません。
実力値としては、地震到達前(約15秒以内)の避難通知は10名程度には可能かも知れませんが、
緊急地震速報の通知目的としては時間的に不十分です。(全員へは無理です)
なお、津波の避難指示には構内PHSでも間に合うと考えております。
近海(沿岸10km程度)で地震が発生しても津波は起こりません。(起こっても低いです)
100km以上沖合の地震では、揺れる海水量が多いため高い津波が来ますが、
陸から離れているため、津波本体が到達するまで15分以上はかかると思いますので、
安否確認通報装置に工場の従業員の人数に十分な送信chを増設しておくことで
津波避難指示に利用できると考えております。