製品情報: 構内PHS安否確認システム
SVX400/ANPI
商品概要
事業所内線電話の構内PHSを活用して、災害時の従業員の安否確認を行います。 構内PHSインフラは既にお客様で使われているものをそのまま有効活用できます。(PHS交換機は内線ショートメールに対応しているものに限ります)
災害で携帯電話が通信障害や大規模な停電の時にも、構内PHSは自家発電設備で給電することで通信できるため、災害時に強い安否確認システムです。 電話音声(+PB選択)を搭載しているため端末操作が不慣れな方にも容易に使えます。
型式SVXの意味はショートメールと音声合成の変換装置という意味です。 (SVX=ショートメール・ボイス・エクスチェンシジャ) 数字400は性能追番、/ANPIは安否確認機能搭載の意味です。(/FAは安否確認機能なしのFA用です)
大規模な事業所では通報ch拡張や、安否情報表示サーバーをラック増設することで性能や利便性を向上できます。
特徴
- (1) 電話音声とボタン応答で自動で安否集計を実現。
- (2) 理論値最短約40分で400名の自動安否集計が可能。(1件20秒として)
- (3) 通報chをラック増設(※1)することで通報時間短縮や1000名以上にも対応。
- (4) 安否情報表示サーバー増設(※1)により社内LANで情報共有可能。
- (5) FA仕様の設計、かつメンテナンスフリー。
- (6) 平常時は設備異常通報などFA用通報に活用できる。
- (7) PLC、FA-LAN、電力計など直結可能。
- (8) ユーザ個別カスタムメイドに対応。(※1)
補足・注意点等
※1 オプションは別売です。オプションを接続するための内部構成が変わるため基本ユニットの販売価格が変わることがございます。 オプション追加もカスタムメイドの1つです。
使用例
使用イメージ図はSVX400を機能拡張した使用例です。
・安否情報表示サーバー(開発中)を介した社内LANでの共用。
・大型モニタでの集合表示。
・生産現場PLCとの直結。 など
仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
送受信ch | 内線ショートメール4ch ・ 電話音声(PB選択)4ch (ラック増設可能) |
象人数 | 400名 (拡張可) |
通報点数 | 250点 ※2 |
通報ch占有時間 | ショートメール回線 通報1件 約7秒 電話音声回線 通報1件 約20秒 |
グループ通報 | 40Gr × 10名 (Gr:グループ) Gr単位での安否確認、Gr単位での優先割込設定など可能。 |
通達確認 | ショートメール:有り 電話音声:有り |
リトライ | 回数設定可/周期設定可 |
安否結果/通報履歴 | 電話番号1件毎に通報履歴・安否結果を記録・表示。 |
外部インターフェース |
LAN(100baseTX) ×1 RS232C PLC接続 ×1 RS232C 保守用 ×1 汎用端子台 ×1 ショートメール用アンテナ ×4 電話モジュラーソケット ×4 |
直結対応PLC | MELSEC(Q/L/QnA/A/FX) SYSMSC(CJ/CS/C/CP/CV) ※3 |
直結対応FA-LAN | ANYWIRE、CC-LINK ※3 |
汎用端子台 | 安否確認指定DI入力/FA-LAN接続/RS422通信より選択 ※3 |
オプション(別売) ※1 |
安否情報表示サーバー(EIAラック2UサイズのサーバPC) 小型収納ラック(EIA12Uサイズ、キャスターは選択) リモートメンテナンス用公衆PHSモジュール |
サイズ |
W482×D500×H222(EIA5Uサイズ) 2台(増設可) 注)画像イメージの収納ラックは別売です。 |
重量 |
基本ユニット 約10kg×1台 電話音声ユニット(4ch) 約12kg×1台 ショートメール用アンテナ(1ch) 約1kg×4台 |
消費電力 | 20W |
設置環境 | 温度:0~55°C 湿度:5~95%(結露なきこと) |
発売時期 | 2015年3月予定 |
補足・注意点等
※1 オプションは別売です。オプションを接続するための内部構成が変わるため基本ユニットの販売価格が変わることがございます。 オプション追加もカスタムメイドの1つです。
※2 通報点数には安否確認用やシステムの自己診断のメッセージは含みません。お客様で利用できるFA用通報で使えるメッセージの点数です。
※3 PLC直結をRS422で接続する場合は汎用端子台を使用します。 RS422とFA-LANと外部安否確認指令入力は併用できません。
認定
<平成26年度>
- ものづくり中小企業製品開発補助金(仙台市)
- 富県チャレンジ応援基金事業(宮城県)