製品情報: 構内PHS安否確認システム
SVX100/ANPI
商品概要
事業所内線電話の構内PHSを活用して、災害時の従業員の安否確認を行います。構内PHSインフラは既にお客様で使われているものをそのまま有効活用できます。 (PHS交換機は内線ショートメールに対応しているものに限ります)
災害で携帯電話が通信障害や大規模な停電の時にも、構内PHSは自家発電設備で給電することで通信できるため、災害時に強い安否確認通報装置です。電話音声(+PB選択)を搭載しているため端末操作が不慣れな方にも容易に使えます。
型式SVXの意味はショートメールと音声合成の変換装置という意味です。 (SVX=ショートメール・ボイス・エクスチェンシジャ) 数字100は性能追番、/ANPIは安否確認機能搭載の意味です。(/FAは安否確認機能なしのFA用です)
特徴
- (1) 電話音声とボタン応答で自動で安否集計を実現。
- (2) 理論値約30分で100名の自動安否集計が可能。(基本仕様時)
- (3) 拡張ポートで安否集計サーバやモニタを増設が可能。
- (4) ショートメール用アンテナを本体に内蔵した一体型。
- (5) FA仕様の設計、かつメンテナンスフリー。
- (6) 平常時は設備異常通報などFA用通報に活用できる。
- (7) PLC、FA-LAN、電力計など直結可能。
- (8) ユーザ個別カスタムメイドに対応。(※1)
補足・注意点等
※1 カスタムメイドは可能な限り対応いたしますが、改造費は別途見積もりとなります。
使用例
使用イメージ図はSVX100の基本的な使用例です。
仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
送受信ch | 内線ショートメール2ch ・ 電話音声(PB選択)1ch |
象人数 | 100名 |
通報点数 | 250点 ※2 |
通報ch占有時間 | ショートメール回線 通報1件 約7秒 電話音声回線 通報1件 約20秒 |
グループ通報 | 10Gr × 10名 (Gr:グループ) Gr単位での安否確認、Gr単位での優先割込設定なで可能。 |
通達確認 | ショートメール:有り 電話音声:有り |
リトライ | 回数設定可/周期設定可 |
安否結果/通報履歴 | 電話番号1件毎に通報履歴・安否結果を記録・表示。 |
外部インターフェース |
LAN(100baseTX) ×1 RS232C PLC接続 ×1 RS232C 保守用 ×1 汎用端子台 ×1 電話モジュラーソケット ×1 |
直結対応PLC | MELSEC(Q/L/QnA/A/FX) SYSMSC(CJ/CS/C/CP/CV) ※3 |
直結対応FA-LAN | ANYWIRE、CC-LINK ※3 |
汎用端子台 | 安否確認指定DI入力/FA-LAN接続/RS422通信より選択 ※3 |
オプション(別売) ※1 | リモートメンテナンス用公衆PHSモジュール |
サイズ | W430×D300×H160 |
重量 | 約10kg |
消費電力 | 15W |
設置環境 | 温度:0~55°C 湿度:5~95%(結露なきこと) |
発売時期 | 2015年3月予定 |
補足・注意点等
※1 カスタムメイドは可能な限り対応いたしますが、改造費は別途見積もりとなります。 オプションは別売です。 オプション追加もカスタムメイドの1つです。
※2 通報点数には安否確認用やシステムの自己診断のメッセージは含みません。お客様で利用できるFA用通報で使えるメッセージの点数です。
※3 PLC直結をRS422で接続する場合は汎用端子台を使用します。 RS422とFA-LANと外部安否確認指令入力は併用できません。
認定
仙台市ものづくり中小企業製品開発補助金